脳卒中発症直後より、重篤化を回避し後遺症を最小限に留めるための看護を実践していきます。また、他者には理解され難い“高次脳機能障害”をはじめとした様々な後遺症を抱えながらも、患者さんとご家族にとっての“最善の生活”について一緒に考え、支援していきたいと考えています。
“脳卒中”に関することで何かお困りのことがございましたら、遠慮なくご相談ください。
河上 万貴子

“脳卒中”は、脳の血管が詰まる脳梗塞と、 脳の血管が破れる脳出血やくも膜下出血に分けられます。脳卒中は我が国の死亡原因としては、悪性新生物(がん)、心疾患、肺炎に次いで第4位ではありますが、寝たきりとなった要因では第1位の疾患です。つまり、救命率は高くても後遺症が残る可能性が高い疾患なのです。
脳には多くの機能が備わっており、また、様々な機能の中枢的な役割も果たしている為、どの部分で脳卒中が発症するかによって、障害の程度や現れる症状が異なってきます。主な症状としては、①意識障害 ②運動麻痺 ③感覚障害 ④言語障害 ⑤嚥下障害 ⑥高次脳機能障害などが挙げられますが、いかに早期に受診できるか、早期に治療を開始できるか、早期に症状に対するアプローチができるかが、その症状の程度、すなわち治療予後に大きく影響を及ぼします。
まずは発症直後!!患者さんご自身が“何か変?”と異常を感じた際には、迷わず直ぐに受診してください☆
脳卒中が疑われる人を発見した時は、3つのテストを勧めており、その頭文字を取って“FAST”と呼んでいます。周囲の方が脳卒中かもしれないと思う際には、テストしてみてください。
ひとつでも症状があれば、例え軽度の場合であったとしても、また、症状が一過性であり数分間で消失したとしても必ず直ぐに救急車を呼びましょう。

①Face:顔の麻痺を調べます
口を広げてイーと言い、口角の片側が上がらなければ要注意!!
②Arm:腕の麻痺を調べます
手の平を上にして両腕を肩の高さまであげて目をつぶってそのまま保持。 片腕が下がってきたら要注意!!
③Speech:言葉の障害を調べます
短い文章を言ってみる。はっきりした言葉で言えるかどうかをチェック!
④Time:症状が出現した時間を忘れずチェック!!
(出現時間が分からない場合は、異常が無かったことを確認した最終の時間をチェックしておいてください)
また、脳卒中は生活習慣病であり、生活習慣を是正すれば、その発症率を低下させることができる疾患です。脳卒中の危険因子の中には、年齢、性別、遺伝性など個人の努力ではどうしようもないものもありますが、高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、肥満などの危険因子は個人の努力で改善することができるものです。
生活習慣の改善と高血圧や糖尿病、不整脈といった基礎疾患の治療が脳卒中の発生率を低下させることに繋がります。
[番外]お薬は 勝手にやめずに 相談を!!
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私への質問等がございましたら、その席でもご気軽にご相談いただけると幸いです♪
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