放射線療法の中でも、放射線治療(照射)を受ける患者さんの看護に特化した分野です。
放射線治療は局所療法でありながらも、対象は乳児から高齢者まで、治療目的は根治から緩和まで、療養拠点は外来も入院もどちらもあり、照射範囲は局所から全身まで、単独治療か集学的治療か…とその守備範囲は幅広く、当然それらにまつわる部分への深い理解も必要となってきます。がん放射線治療の効果を最大限に得るため、放射線療法の治療過程により生じる患者さんの身体的、心理的、社会的問題の解決を支援します。長期にわたる治療を主体的に継続し、完遂できるよう、水準の高い専門的知識と技術を提供します。
1. 外照射
体の外から放射線を照射すること
2. 小線源治療
身体の中に小さな線源を入れて、身体の中から照射すること
前立腺がんに対するシード挿入
子宮がんに対するRALS治療 など
滋野 千香子:
1994年入職し、救命救急センターへ配属。胸部外科病棟、ICU、救急外来、呼吸器内科病棟、臨床腫瘍科病棟を歴任。2013年にがん放射線療法看護認定看護師を取得。現在、西8病棟(臨床腫瘍センター)に勤務。

想像してみてください。
ご自身やご家族の方が担当の医師に「放射線治療をしましょう。」と言われたら…。
いろいろと疑問がわいてくることでしょう。
放射線療法は局所療法です。放射線が当たったところにしか効かない代わりに、当たったところにしか副作用は出ません。
放射線治療技術の進歩のおかげで、副作用のリスクも非常に小さくなっていますが、放射線治療をきちんと最後まで終えるためには、副作用症状のコントロールが必要になってきます。
私たちは、こういった患者さんのお心がかりをひとつひとつ解消していきながら、患者さんの治療内容を生活の視点で見ていって、放射線治療中の様々なサポートをします。
日本放射線腫瘍学会(JASTRO)では患者さんの実体験も交えながら、放射線治療の治療法や特長をわかりやすくお伝えする動画「見て聴いて知る!がんの放射線治療」を制作し、配信しております。
医療者だけでなく、一般の方々にもわかりやすい内容になっております。ぜひ、ご視聴ください。
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