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感染対策チーム

感染対策チームについて

皆さん、こんにちは。県立広島病院 感染対策チーム(ICT)です。

医療従事者にはなじみが深い(と思われる)ICTですが、一般の人の目に触れることは少ないので、一体何をする集団なのかをご存知の方はあまりいないと思います。そこでこの機会にICTについてご紹介させていただきたいと思います。

近年、医療施設では、今までの○○科や××科といった診療科単位、または医師・看護師・薬剤師、検査技師などのような職種単位での医療行為だけではなく、診療科・職種を横断したチーム(例えていえばオール県病院といったところでしょうか)が結成され活動しています。当院でICTが結成されたのは1998年で、院内のこのようなチームの中では古株になるかもしれません。ICTの名称ですが、これはインフェクションコントロールチーム(Infection Control Team)の頭文字をとったものです。日本語に訳せば感染対策チームとなります。業務内容としては、簡単に言うと病院内で発生する様々な感染症による問題を解決することと、未然に防ぐことです。具体的には(1)テレビや新聞などでも目にする機会の多い、色々な抗生物質が効かなくなってきている細菌(多剤耐性菌と呼びます)やインフルエンザウイルス(新型も含む)などの病原微生物が院内に侵入し、拡大するのを防止する院内感染対策と、(2)実際の感染症の症例に対して抗生物質の使い方などの相談・助言を行う感染症診療のおおよそ2つに分けられます。よって、当院のICTは現場の感染対策活動を行うグループと、抗菌薬の適切使用推進活動を行うグループがあり、互いが連携をとって、院内全体の感染対策に臨んでいます。

当院は感染対策向上加算1の医療機関として、以下のことに取り組んでいます

活動の実績

先にICTは診療科・職種をまたいだチームであると述べましたが、主要な構成メンバーは感染症専門医、感染管理認定看護師、感染制御認定薬剤師、感染制御認定臨床微生物検査技師などそれぞれの職種で感染症診療・感染制御の専門の資格を持っており、広島県内の他の病院と比較して、その充実度と実力は引けを取らないと自負しています。しかし近年は今まで抗生物質が有効であった様々な細菌に複雑な耐性化がみられることが多くなってきました。またグローバリズム化に伴ってマスコミでも話題になった様々な感染症が海外から入ってくる可能性があり、これは東京などの大都市だけでなく国際観光都市である広島も例外ではありません。その中でICTの業務は増加する一方ですが、ICTはあくまで縁の下の力持ちであり、目立たないように(目立つときはよくないことが起きているとき)、しかし水面下では院内感染ゼロを目標に活動しています。

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