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放射線治療科

診療科紹介
スタッフ紹介
実績紹介
教育・研修活動、認定施設
外来診療担当医表

診療科紹介

科の特色

放射線治療を専門的に行う診療科です。インフォームドコンセントを重視し,治療方法,効果,副作用などについて患者さんに十分な説明を行うことを心がけています。他の施設や他科との連携を密にしており,院内のがん治療を行う診療科と定期的なカンファレンスを行っています。

放射線治療科メンバー

対象疾患(対象とする疾患や症状)

ほとんど全てのがんが放射線治療の対象になります。

根治目的の放射線治療に加え,集学的治療の一環としての放射線治療や症状緩和を目的とした放射線治療も行っています。

診療内容

当科は広島県立広島がん高精度放射線治療センターと連携しています。

  • 主な医療機器として,高精度放射線治療器(Varian社製TrueBeam)1台,治療計画用CT(Siemens社製64列),3次元治療計画装置(Eclips),前立腺がん密封小線源治療システムを有しています。
  • 外部照射では,正常組織への照射線量を最小限にして副作用の少ない治療を目指しており,特に精密な治療が必要な疾患に対しては,画像誘導放射線治療(IGRT)および強度変調放射線治療(IMRT/VMAT)を行っています。当院は2022年10月に新型のリニアックを導入し,2023年4月から強度変調放射線治療(IMRT/VMAT)を開始しました。
  • 前立腺がんに対するヨウ素125線源による密封小線源治療や,前立腺がんの骨転移に対して有効な治療であるラジウム223治療も行っています。
  • また,2025年2月からは神経内分泌腫瘍に効果があるルテチウムオキソドトレオチド(商品名:ルタテラ)の治療を始めました。
治療計画用CT
(Siemens社製64列)
高精度放射線治療器
(Varian社製TrueBeam)

放射線治療に関するQ&A

放射線治療の内容について

Q.これから放射線治療を受ける予定ですが、治療は痛くないですか?

A.放射線は何も感じないため、治中は痛くも熱くもありません。

Q.体力のない人でも放射線治療は受けられますか?

A.全身への負担が少ないことが放射線治療の特徴です。体力的に手術が困難な方や高齢者の方でも放射線治療を受けることができます。

Q.外来通院でも放射線治療は受けられますか?

A.毎回の治療で放射線が照射される時間は数分間で、準備の時間を合わせても10~15分程度で治療は終了します。放射線治療は痛みなどを何も感じることはありませんので、多くの場合は外来通院で治療を受けることが可能です。
ただし、抗がん剤を併用する場合や病状によっては入院が必要になることがあります。

Q.放射線治療科を受診したあと、いつから放射線治療が始まるのですか?

A.放射線治療医による診察と治療についての説明の後、治療計画と呼ばれる準備を行います。治療部位のCTを撮影し、その画像をもとに治療範囲や治療方法を決定し線量計算を行います。治療開始はその後になるため、通常は初診の数日後からになります。

Q.放射線治療はどれくらいの期間がかかりますか?

A.放射線治療は1日1回、土日祝日を除いて毎日治療を行います。
また、放射線治療には1回2グレイ(Gy)を基本とした通常分割照射と、1回7~10グレイ(Gy)以上を照射する定位放射線治療の2種類があり、治療回数や治療期間が大きく異なるのが特徴です。

  • ●通常分割照射:多くの症例・疾患に適応されます。
    (例)
    温存乳房術後の乳房への術後放射線治療:16回~20回
    前立腺癌に対する根治的放射線治療:20回~39回
  • ●定位放射線治療:小型の肺癌や肝臓癌、転移性脳腫瘍、オリゴ転移(小数個のみの転移)など適応されます。
    (例)
    小型肺癌や小型肝癌:4回~8回
    転移性脳腫瘍:3回~5回
放射線の治療効果に関して

Q.どんながんでも放射線治療が効きますか?

A.放射線治療は様々ながんの治療に用いられますが、放射線がよく効くがんと効きにくいがんがあります。放射線治療を行うかどうかについては、がんの種類の他に病変の部位や範囲や他の治療法との比較などいろいろな要素を含めて総合的に判断します。

Q.放射線治療の効果はどれくらいで出てきますか?

A.放射線治療の効果は、治療を開始してすぐに出るわけではありません。放射線によりがん細胞が死んでも、その細胞が分解されて無くなっていくまでにはある程度の時間がかかるためです。また、治療が終わってからも、しばらくの間は放射線の効果は続きます。

Q.放射線治療を途中で休むと効果がなくなりますか?

A.途中で治療を休んでも効果がなくなることなく、数日間程度の休止であれば治療効果に影響はほとんどないと思われます。しかし、照射期間中にあまりに長く間があくと、生き残っているがん細胞に生じたDNAの障害が回復してしまうため、治療効果が下がる可能性があります。

Q.放射線治療科を受診したあと、いつから放射線治療が始まるのですか?

A.放射線治療医による診察と治療についての説明の後、治療計画と呼ばれる準備を行います。治療部位のCTを撮影し、その画像をもとに治療範囲や治療方法を決定し線量計算を行います。治療開始はその後になるため、通常は初診の数日後からになります。

Q.放射線治療を受けたところに、もう一回放射線治療を受けることは可能ですか?

A.1度照射した部位に再度放射線治療を行う場合は副作用が増強する可能性があります。再度の照射を行うかどうかは初回治療の治療内容や治療間隔や病状などを考慮して慎重に判断します。
なお、照射する部位が異なる場合には、何度でも放射線治療を行うことができます。

Q.放射線には発がん性があると言われていますが、どうしてがんが治るのですか?

A.放射線は細胞の中のDNAに障害を与えるので、その障害の程度が強い場合には細胞は死にます。一般にがん細胞は正常細胞に比べて放射線に弱いため、その差を利用して放射線治療によりがん細胞だけを死滅させることが可能になります。
正常細胞のDNAに放射線治療によって生じた障害は自然に修復され元通りになります。修復がうまくいかない状態が長く続くと、がんが生じる可能性もありますが非常に稀なことです。

放射線治療の副作用について

Q.放射線治療を受けると、気持ち悪くなったり、体がだるくなったり、調子が悪くなったりしませんか?

A.基本的に、放射線は照射された部位にしか影響はありません。さらに、治療方法の進歩により病変のみに放射線を集中させることが可能になったので、強い副作用が出る頻度は少なくなっており、全く副作用がないこともしばしばあります。
照射部位や抗がん剤の併用有無によって副作用の生じ方に大きな違いがありますので、放射線治療医からの説明を詳しく聞いてください。

Q.放射線治療を受けると髪が抜けますか?

A.頭以外の部位に放射線治療を行う場合には、放射線の影響で髪が抜けることはありません。
(ただし、頭部に放射線が照射される場合には脱毛が生じます。)

Q.放射線治療を受けると皮膚の色が黒くなりますか?

A.放射線があたる範囲に一致して皮膚の炎症(発赤、かゆみ;日焼けのようなもの)が生じることがあります。治療終了後数週間で落ち着きますが、時に、色が少し濃い状態がしばらく残ることもあります。放射線による皮膚炎は治療部位が皮膚に近い場合(皮膚がんや乳がんや頭頚部がんなど)に生じやすく、他の場合では皮膚炎は目立たないことが多いです。

Q.放射線治療を受けると吐き気がしたり、倦怠感が出たりしますか?

A.一般的に、放射線治療を受けても吐き気や倦怠感が出ることはありません。
(ただし、腹部(胃・腸など)や頭部へ放射線が照射された場合には、吐き気や倦怠感が出る場合があります。)

Q.放射線治療を受けると白血球の数が減りますか?

A.一般的に、放射線治療によって、白血球数が減ったり免疫力が低下したりすることはありません。
(ただし、骨盤骨など骨髄が多く含まれる骨に広く放射線が照射された場合には、一時的な白血球数の減少が生じることがあります。)

放射線治療中の注意点について

Q.放射線治療を受けた後に子供と接触しても大丈夫ですか?

A.大丈夫です。外部照射の場合には、体内に放射線が残ることはありません。普段通りに接していただいて何の問題もありません。

Q.放射線治療中にお風呂に入ってもいいですか?

A.治療期間中も入浴はできます。皮膚炎が生じている時は、強くこすったり、熱すぎるお風呂や刺激の強い温泉などに入ったりすることは避けてください。

Q.放射線治療中にスポーツをしてもいいですか?

A.体力的に負担にならない程度であれば問題ありません。ただし、放射線による皮膚炎は日焼けによって増悪するため、治療部位は日焼けをしないようにしてください。
(日焼け止めを塗るよりもUVカット機能の付いた上着や帽子などを利用すると良いでしょう。)

Q.放射線治療中にアルコールを飲んでもいいですか?

A.適量のアルコールは差しつかえありません。しかし、口や咽頭や食道などに放射線があたる場合には、アルコールの刺激で放射線による粘膜炎が悪化する可能性があるため、控えていただくことが望ましいです。

Q.放射線治療中にたばこを吸ってもいいですか?

A.疾患によっては、喫煙により放射線治療の効果が落ちる可能性があることが指摘されています。また、治療部位が口腔や咽頭や肺の場合は、喫煙により副作用が強くなる可能性もあります。基本的には禁煙が望ましいです。

スタッフ紹介

稗田 雅司

稗田 雅司

放射線センター長
(兼)主任部長
(兼)放射線診断科主任部長
専門領域
画像診断・IVR(画像下治療)
認定資格等
日本医学放射線学会放射線診断専門医
日本IVR学会専門医
PET核医学認定医
医学博士
臨床研修指導医養成講習会修了
疾患・症状紹介
土井 歓子

土井 歓子

部長
専門領域
放射線治療全般
高精度放射線治療
認定資格等
日本医学放射線学会放射線治療専門医・指導医
広島大学医学部臨床准教授
緩和ケア研修会終了
臨床研修指導医講習会修了
石原 聡一郎

石原 聡一郎

副部長
認定資格等
日本医学放射線学会放射線科専門医

実績紹介

2024年4月から2025年3月までの放射線治療新規患者数378人、新規+再診患者数406人でした。強度変調放射線治療症例は137人、定位放射線治療症例は45人でした。延べ患者数より換算した高精度割合は52%でした。

教育・研修活動、認定施設

日本医学放射線学会の専門医総合修練施設に指定されています。また、広島大学医学部医学科の臨床実習、広島国際大学診療放射線学科の実習を受け入れています。

外来診療担当医表

受付時間
予約のある方 8:30~17:15
予約のない方 8:30~11:15
備考
当院は予約を原則としておりますので、予約がない場合は、待ち時間が長くなることがあります。また、手術日は診察をお受けできないことがあります。
お問い合わせ
082-254-1818

放射線治療科

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受付診療室区分
中央棟
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土井(歓)
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土井(歓)*
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