専門医紹介 Specialist referrals

箱田 啓志
移植外科
部長
専門領域
移植・透析医療一般
外科一般
外科一般
認定資格等
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日本外科学会外科専門医
日本消化器外科学会専門医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
日本移植学会認定医
腎移植について
現在、わが国で維持透析を受けている患者さんは約35万人(2023年末統計)に上ります。透析医療の進歩により予後は格段に向上しましたが、週3回・各4時間の拘束や心血管合併症といった長期的な課題は依然として残されています。
腎代替療法のもう一つの柱である「腎移植」は、国内年間実施数が約2,000例を越え、着実に普及が進んでいます。免疫抑制療法の洗練や周術期管理の発展により、かつては困難とされた血液型不適合移植や高齢ドナーからの移植においても、高い生着率が維持されるようになりました。
特に、透析導入前に移植を行う「先行的腎移植(PEKT)」は、患者さんの社会生活(就学・就労)を維持するのみならず、心血管系への負担を最小限に抑える優れた選択肢です。こうした移植の検討は、透析導入が目前に迫ってからではなく、腎不全保存期の段階から始めることが、ドナー候補を含めたご家族の十分な理解と準備に繋がります。
今後は県立広島病院の一員として、地域の皆さまに信頼される医療を提供するとともに、広島大学病院とも連携をとりながら高度な専門性を地域へ還元していく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。