専門医紹介 Specialist referrals

桐山 健
歯科・口腔外科
診療援助
口腔がん
口唇裂・口蓋裂
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日本口腔外科学会指導医・専門医
日本口蓋裂学会認定師(口腔外科)
歯科医師臨床研修指導歯科医
口腔がん・口唇口蓋裂の治療
2005年における日本の口腔癌の罹患者数は約6,900人ですが、先進国の中で日本だけが増加を示しており、2015年には現在の1.5倍になると予想されています。また最近では若年者の症例も増えています。部位としては舌が最多で、次いで歯肉、頬粘膜、口底、上顎洞の順です。
症状としては舌や歯肉などの粘膜に潰瘍形成、こぶ状の腫瘤形成、白色変化などですが、口内炎がいつまでも治らないと訴えて受診される場合も多いです。当科では基本的に放射線・化学・手術の3者併用療法を行なっており、治癒率はstageⅠで100%、stageⅡで90%、stageⅢで50%、stageⅣで54%です。全症例での5年生存率は85%で全国的にみても良好な成績と言えます。
特に進行した舌癌、上顎癌では超選択的動注・放射線併用療法で高い奏効率を得ています。
また、がんを切除した後の組織欠損は形成外科の協同手術によって、見た目にも機能的にも満足できる組織再建を行っています。
口唇口蓋裂については、口唇や口蓋の形成手術だけでなく、障害の完全な回復を目指して、生下時から青年期まで当院ならびに近隣の小児科、耳鼻科、言語治療科、小児歯科、矯正歯科とのチーム医療により総合的一貫治療を行っています。これは患児の成長に伴う諸問題について各々の専門性を生かして多岐にわたる治療をチームとして一貫して実施するもので、このような取り組みを行っている機関はまだ全国的にも少数です。
私たちは患児が正常な子どもと同様に健やかに成長されることを最大目標としています。出生時から哺乳指導やホッツ床による顎誘導を行い、口唇裂は生後3~6ヵ月、口蓋裂は1歳から1歳6ヵ月に手術を施行しています。さらに成長に従って外鼻修正術、顎裂部への骨移植術、顎変形症手術などを行っています。