空白をクリックすると
メニューが閉じます

大腸がんを見つけて早く治療する

大腸がんは増えています!

がんにかかる人の中で大腸がんは一番多く(がん罹患数)、がんで亡くなる人の中では二番目に多くなっており(がん死亡数)、明らかに増加しているがんです。しかし、大腸がんは早期発見・早期治療すれば治りきる可能性が高いがんです。

当院では消化器内科・消化器外科・臨床腫瘍科・放射線科がタッグを組んで早期大腸がんから進行大腸がん、あるいは切除不能大腸がんの治療を行っています。患者さんに対して内視鏡的治療・外科手術(腹腔鏡手術)・抗がん剤治療・放射線治療・人工肛門管理などあらゆる手段を提供しより良い治療成績を得るべく努力をしています。

大腸がんをどうやって見つけるか?

大腸がんは基本的には自覚症状はありません。早期がんでは全く自覚症状がないといっても過言ではありません。進行大腸がんではその程度によって血便・腹痛・便秘・腹部膨満感などを自覚することがあります。大腸がんを発見するための一般的な方法については下記『大腸がん検査』を参照ください。大腸がんがあることが分かっていて行う検査ではなく、大腸がんがあるかどうかを見極めるために行う検査です(スクリーニングと言います)。

これからどうすべきか?

まずは便潜血検査を毎年受けてください。そしてそれに引っかかったら必ず大腸カメラを受けてください。痔だと思って放置していたら本当は大腸がんだった、という話はよくあります。また、自覚症状がある人は必ず大腸カメラを受けてください。

同じ体質を持ち(遺伝)、同じ空気を吸い同じ水を飲んでいたら(環境)、同じ病気にかかりやすいというのは、糖尿病などもそうですが、がんも同じです。

下記のリスクのある人は、必ず大腸カメラを受けてください。

大腸がんにかかるリスクが高い人
  • 大腸がんを患ったことがある血縁者がいる
  • 自分の家系ががんの家系だと思う
  • 今までの検査で大腸ポリープを診断された

※特に大腸がんは遺伝性大腸がんが存在し、大腸がんの10%くらいは遺伝性だと考えられています。

大腸がん検査

大腸の構造
大腸がん
①便潜血

検診でも行われている最も一般的な大腸がん検査です。消化管での出血を検出することを目的とします。ただ早期大腸がんでは50%、進行大腸がんでも10%の偽陰性(大腸がんがあるのに検査結果が陰性となる割合)があり、便潜血検査だけでは診断されない大腸がんがあります。比較的楽な検査ですが完全には診断しきれません。

②大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)

下剤を飲んで大腸をきれいにして内視鏡で大腸の中を観察します。直接、目で見る検査で、これが最も確実に大腸がんを診断する検査です。

③バリウム検査(注腸造影)

下剤を飲んで大腸をきれいにして肛門からバリウムを入れて大腸を造影します。小さいがんを見つけるのは難しいです。しんどさは大腸カメラと同じくらいだと思います。

④CT検査

進行大腸がんで診断できる場合がありますが早期大腸がんの診断は難しいです。大腸を気体で膨らませて撮る「CT大腸検査」というのもありますが、早期がんを検出するのには限界があります。

⑤PET検査

大腸がんの90%以上で陽性となると言われています。ただ良性のポリープでも陽性となり、最終的には大腸カメラが必要です。比較的楽な検査ですが、スクリーニングを目的とする場合には保険がききません。

⑥血液中の腫瘍マーカー

CEAとCA19-9が大腸がんで高くなりうる腫瘍マーカーです。CEAは大腸がんの50~70%、CA19-9は30~40%で陽性(高値)になります。早期大腸がんの方が進行大腸がんより陽性になる頻度は低くなります。楽な検査ですが大腸がんを診断しきれません。

※当院は大腸がん検診目的の受診はお受けしていません。検診後異常を指摘された場合は、かかりつけ医に相談の上、紹介状を持って受診して下さい。

PAGE TOP